彩工房 有限会社

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1月2018

土蔵漆喰仕上げ

静岡県は江戸時代に東海道の宿場町、城下町として栄えていましたから、その頃に誕生した老舗(100年以上継続している企業)店が多く残っております。特にお茶関係や水産加工など地域特性を反映した業種が数多く見受けられます。
今回その企業の土蔵の仕事をさせて頂きます。
仕上げは漆喰磨き仕上げです。職人の経験と永年の腕が生かされます。特に海藻糊(炊き糊)にこだわり伝統を忠実に再現した本漆喰仕上げで塗り上げます。
補修工事には1ヵ月位の工程が掛かります。後日また報告させて頂きます。

 

素敵な空間づくり

レディースクリニックのエントランスホール工事が終了しました。
患者さんの気が落ち着くようにちょっとレトロな雰囲気の壁に統一してみました。
ゆったりとした時間の流れる空間を感じて頂ければと思います。

モルタルエージング

原宿の店舗工事に左官6名で行ってきました。
コンクリートの床を濃淡仕上げにしてお洒落な雰囲気のお店にしたいとの事。
床の渇き具合やスプレーのタイミングなど、左官さんでも経験を積まないとなかなかできない施工。
湿度が高く難しい仕事でしたが限られた時間の中で作業を終え静岡に戻ってきました。

 

アンティークレンガの迫力

現在工事中のアンティークレンガを使った塀の写真を撮りに行ってきました。
レンガ工事をするたびに、その存在感の大きさに何度も驚かされます。
3段4段と積み上げ並べるだけで迫力が伝わってきます。
最近は洋風の建物が多いからか、レンガを使ったお洒落な外構を見る機会が多くなりました。
レンガは一般的にヨーロッパのイメージがありますが、日本のレンガ建築の歴史も意外と古く幕末期には専門の職人さんがいたそうです。
私は門司港レトロや小樽運河倉庫が好きな場所ですが、歴史的な建造物は今も重厚で何とも言えない美しさを残しています。
外構工事で何か足りないと感じたら、アンティークレンガやビンテージレンガ(炉などを解体した時にでる耐火レンガ)などがおすすめです。

P.S. レンガ工事の時は充分に水に浸してからモルタルを付けて下さい。